昨日、宇多田ヒカルの記事を書いたけど、
もう一つ録画していたのがあったのでついでに見てみた。
「SONGSスペシャル 宇多田ヒカル」(180708 O.A)
関連することは一気にやってしまったほうが早いので。😞
宇多田ヒカルさんは作詞をするのに無地のノートを使ってた。
でも考えてみたら、無地のノートってあまりないよな。
宇多田ヒカルの詞についていろんな人がコメントを言っていた。
芥川賞作家の又吉直樹さん、小田和正さん、いきものがかりの水野良樹さん、ライターの若林恵さん。
「花束を君に(2016)」
又吉 「聴くたびに 泣いてまう。あそこまで感情みたいなものをはっきりと浮かびあがらせるってできないと思うんですよね」
宇多田 「ああいう歌はもうたぶん書けない。大きな喪失。喪失が大きければ大きいほど作品が生まれる」
又吉 「ここ好きなんですよね。 『毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く ただ楽しいことばかりだったら 愛なんて知らずに済んだのにな』 っていうのが、なんか勇気をもらえる表現でもあるし・・・」
宇多田 「そこ、相当、最後までなかなかできなくて、それが出てきて、あぁ完成した!・・・って思ったところだったのですごいうれしいです」
ほんと深い詞だよね。
こんな詞、書こうと思っても書けないよ。
「道(2016)」
小田和正 「フッフッに心地よく引っ張られていくという印象がありまして、ぼくはこのフッフッが大好きです」
宇多田 「曲によってここは言葉がないこの音がベストだっていうのがあって、言葉じゃなくても伝わるものは伝わるし」
結局、歌詞っていうのはいかに伝えたいことを伝えるかってことだな。
槇原敬之さんも伝えたいことがあるから歌を作るって言ってたし。
「真夏の通り雨(2016)」
小田和正 「見事に思いを重ねていって、最後にそのすべてを象徴するように、突然、止まない真夏の通り雨、と歌います。息をのむようでした。そうか、通り雨なのに止まないのか。何度聴いてもそう思いました。彼女はあの頃のみずみずしさをまったく失うことなく、感性は圧倒的にその深さを増しています」
なんでこんな素敵なコメントがすらすらと出てくるんだろう。
宇多田ヒカルさん、うれしいだろうな。 ♪〜(^.^)
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