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→ Vol.724 題名のない音楽会で坂本龍一さんの追悼番組。坂本龍一さんが作曲を志したときの話
ではさっそく、前回の続きから。
――作曲に興味を持ったってのはどういうこと?
坂本 「どういうことかなぁ。作曲を習い始めたっていうのは、非常に他力、他力というかね、自分でいったんじゃなくて、ピアノの先生に連れていかれたという、いつも消極的なんですけれどもね。
えー、だけど、中学くらいの時にベートーベンかなにかに興味を持ってね、そうすっと、まあ面白い曲なんだけど、これはどうやって作られてるんだろうって思って、それで譜面を解剖したりしてその辺から興味を持ってきたのね」
――なるほど。
坂本龍一さん、いつも思うけど、独特なしゃべりだなぁ。
こうやって文字に起こすだけでも
坂本龍一さんだとわかる。
その後、坂本さんが19歳の東京芸大時代の曲が紹介されていました。
「弦楽四重奏曲」第3楽章
坂本さんのメッセージ
“ 大学2年の時に書いた曲。
まだまだ過去の作曲家の様々な影響が混じっていて、自分独自の方向性が見出せていませんね。
それでもなんだか愛おしい気持ちがあります。
ウェーベルン、ベルク、バルトーク、デュティーユ、クセナキスなどを好んで聴いていました。
その中ではウェーベルンの影響が一番大きいですね。
とても優秀な演奏家に弾いてもらえて、
この上なく幸せです。”
坂本龍一さんも中学生の頃にベートーベンの譜面で勉強してたんですね。
すぎやまこういちさんとおんなじだ〜 ♪〜(^.^)
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