ブックオフで「トイレの神様」という本を見つけたので
少しずつ読んでました。
植村花菜さんの自伝です。
植村花菜さんの歌を初めて聴いたのは、2010年の紅白歌合戦。
曲目は本のタイトルと同じ「トイレの神様」。
トイレの神様/植村花菜
https://youtu.be/Z2VoEN1iooE
初めて見る人だし、タイトルもコミックソングっぽいし
最初はあまり期待してなかったんだけど、
聴いているうちにだんだんストーリーに引き込まれていきました。
10分くらいの長い曲で、途中からは完全に聴き入ってしまいました。
紅白歌合戦を聴いてうるっときたのは後にも先にもこの時だけかも。
物心ついたときからおばあちゃんがいなかったからおばあちゃんとの記憶というのはほとんどないんだけど、
おばあちゃんがいたらそんな感じだろうなーと共感できました。
もうあれから9年も経ったのか。早いな。
植村花菜さんのベストアルバムを聴きながらこの本を読みました。
植村花菜さんのサクセスストーリー。
メジャーデビューしてから5年間、ヒット曲にも全く恵まれず、
いよいよ契約が切られるかというときにこの曲が生まれたそうです。
最後の最後に自分のルーツを探るような曲を書いてみようということで。
それが多くの人の共感を得たというわけです。
歌う目的は家族が一つになるためっておっしゃってる通り、
この歌で家族が一つになれたかも。
でも、おばあちゃんが亡くなられた後に作られた歌なので
この歌をおばあちゃんが一度も聴くことができなかったのはちょっと悲しいね。
紅白歌合戦、生でご覧になってたらどんなにうれしかったことか。
そういう後悔とか感謝とかの気持ちがまた人の共感を呼ぶんだろうけど。
この本を読んで、大切な人が生きてる間にできることをやりたいという思いを強く持ちました。
でもおばあちゃんが亡くなってなかったらこの歌も生まれてなかったというジレンマもあります。
難しいところやね。
まあとにかく後から後悔しないように今できることをやろう。
そういえば、かのアウレリウスも「あたかも1万年も生きるかのように行動するな」って言ってますね ♪〜(^.^)
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