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2025年01月24日

Vol.728 エルトン・ジョンのコンサートを見た

エルトン・ジョンのコンサートを見た。
2022年のロサンゼルス ドジャーズスタジアム。

2時間半のライブだったが、
ほとんど知らない曲だった。


最後の方の有名な2曲くらいくらいしか知らなかった。

・「Your Song (僕の歌は君の歌)」

・「Goodbye Yellow Brick Road」


公式:https://www.youtube.com/watch?v=wy709iNG6i8
歌詞:https://sodalyrics.com/elton-john-goodbye-yellow-brick-road/

これエルトン・ジョンで一番好き。
コンサートの最後で歌ってた。
いやまさに最後にふさわしい曲。


コンサートが終わってからは彼のドキュメンタリーも見た。

幼い頃は両親から虐待されていたそうだ。

10歳くらいの頃にピアノを弾き始め、ラジオから流れてくる曲はほとんど弾けたらしい。ピアノを弾けば認められて気に入られた。自尊心が芽生えたという。

11〜15歳の時は土曜日に王立音楽院に通い、モーツァルトやバッハ、ベートーヴェンなどを弾いた。でもバルトークになると演奏の正解が分からずクラシックのピアニストは難解だと感じた。そこで別の道を模索した。

15歳でパブで演奏を始め、1晩1ポンドの出演料でマイクとアンプを買った。

---パブでの演奏はうまくいった?
「水を得た魚さ。怖いものが無くなった」

さらにバンドを組んでインクスポッツなどのバックで演奏した。さらに本名からエルトン・ジョンに改名した。

---改名して変わった?
「一変したよ。脱皮した感じだ。成功できると感じた」

ソングライターに憧れてリバティに応募した。募集広告を見て2曲書いたが、歌詞がイマイチだった。誰にも内緒で応募した。震えながら事務所に入り、「歌詞は苦手だが旋律なら書ける」と言った。すると、無造作にバーニーの歌詞が入った封筒を渡されて戸惑った。

「あれが無ければ今の僕は無い。僕の身に起きた最大の幸運だ。バーニーとの出会いが僕の未来を決めたんだ」

歌詞を書けないという直感は正しかった。チームで作業したい。1人ではできないから相棒が必要だった。

「バーニーの歌詞は曲を書きたいと思わせた。道が開けたんだ。歌詞のインスピレーションではずみを得て曲が書ける。バーニーも僕の曲を気に入り、すぐにうちとけた。一緒に映画を観たりパブで飲んだり、レコードを聴いたりした。初めて親友ができて最高の気分だったよ」

バーニーはエルトン・ジョンの実家に転がり込み、小さな部屋の2段ベッドで一緒に暮らした。

でもエルトン・ジョンは同性愛者だった。バーニーに「病院に行け」と言われて傷ついた。相棒を本気で愛し、片割れのように感じていたが、ゲイの自覚はなく、性的な経験も無かったらしい。

最初の2年間は鳴かず飛ばずで売れそうな曲ばかり書いていたという。

でも言われたそうだ。

本気で成功したいなら好きな曲を書くべきだと。

スティーブ・ブラウンが宣伝のために加わった。ヒットを狙うより好きな曲を書くべきだと勧められ方向展開し、自分たちのために書き始めた。

スティーブの提案で敏腕のプロデューサーを探した。理想はデビッド・ボウイのスペイス・オディティだ。

プロデューサーガス・ダッジョンと編曲家のポール・バックマスターが仲間に加わった。ポールは革新的な編曲家でガスとのコンビは最高だった。


「僕はロックスターの真逆で容姿に恵まれていない。
そんな僕がやるから人に勇気を与えるんだ。
見た目や声がどうであれ、やる気があれば成功できる」


確かに彼はロックスターの中では一番ブサイクかもしれない。
ステージ衣装もなんだかダサいし。
でもそのことがかえって人々に勇気を与えていたようだ。


ジョンレノンとオノヨーコの仲を取り持ったりもしている。
ジョンとは薬物仲間だったようだ。

その後、1990年、43歳のとき、生まれ変わった。コカイン中毒からやっと抜け出す。
酒と薬物をやめてからはバイセクシャルを公表し、男性と結婚。
二人の子供にも恵まれた?!

なんというか、波乱万丈の人生だな。


でもこういうサクセスストーリーはおもしろいな。
私も作詞家の相棒を見つけるところから始めよう ♪〜(^.^)

 


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posted by 谷飛沫 at 22:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽の話 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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