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ファルセットーネはミックスボイス

ファルセットーネ
地声とファルセット(裏声)が混ざった声。
ミックスボイスともいう。


亀田音楽専門学校を見ていたら出てきました。
ファルセットーネ。

そんなのもあるのかぁという感じだけど、
知らず知らずのうちに使ってるようです。

「TRUE LOVE」の「君だけを傷つけて」の「て」は最後だけ地声とか
解説してておもしろかったです。


ミックスボイスっていうのも聞いたことがあるけど、
ファルセットーネのことだったのか。


できる人は
この3種類を自在に使い分けられるのかな?


というか、普段自分で裏声だと思っていたところは
ファルセットーネかもしれない(笑)

 
posted by 谷飛沫 at 23:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽用語集 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2014年06月28日

ヴァイオリンの奏法特集。フラジオレットなど

題名のない音楽会(1/26)でヴァイオリンの
奏法特集をやってたのでお勉強。

講師はクレーマーちさ子教授こと高嶋ちさ子さん。
ゲストはスギテツのお二人。


弓=ボウ(Bow)


ボウイング
音を出すために弓を上下させること。


アップ・ボウ 
上げ弓

ダウン・ボウ 
下げ弓


レガート
音の間を切れ目なく演奏。


ヴィブラート
1つの音の高さを揺らしながら演奏。


右手のピチカート
弓を使わず右手の指で弦を弾く。
「ツィゴイネルワイゼン」でこれをやると拍手が来るけど
死ぬほど簡単だそうです。


フラジオレット
指を弦に軽く触れて弓で弾き倍音を発生させる。
これいっつも打ち込みでもやってみたいなと思うやつです。
フラジオレットっていうのか。どうやるんだろう?(笑)


トレモロ
同じ高さの音を連続して反復。


トリル
隣り合う2つの音を相互に反復する。



ポルタメント
指を不規則に滑らせ音程を変化させる。
中国の二胡みたい。


重音
同時に複数の音を出す。
ヴァイオリンはカーブが付いてて一度に出せないので、二本ずつ出す。


グリッサンド
指を均等に滑らせ音程を変化させる。


パトカーのサイレンの音
グリッサンド+重音。
ソ♯からゆっくり下がって素早く上がる。


救急車のサイレンの音
トレモロ+グリッサンド。
最後はディミヌエンド(だんだん弱く)


暴走族を取り締まる警察
グリッサンド+重音+トレモロ。


踏切を演奏するには
バロック奏法(ヴィブラートはかけず、全ての音符をディミヌエンドで演奏)+重音
ファにファ♯を重ねる。

細かく言うと、16分音符のアーフタクト(弱起)を付ける。
遮断機が閉まるとピアニッシモ(とても弱く)だそうです。


コンビニエンスストア
ラとファを使ってバロック奏法。


FAX
トリルの応用。




番組ではG線上のアリア変奏曲
扁桃腺上のアリアをスギテツが披露。

松任谷由実風ノンヴィブラート奏法。
前川清風深いヴィブラート奏法。
武田鉄矢風しゃくり奏法。
西城秀樹風しゃくり下げてギャランドゥ奏法。
浅田美代子風音程外し。
淡谷のり子風ヴィブラート奏法、などなど。



ワン・ボウ・スタッカート
連続した音符を弓を返さずに小刻みに演奏。


とんびの鳴き声
ダウンでリコッシェ・サルタート。


バルトーク・ピチカート
右手で弦を引っ張り指板にぶつける。


左手のピチカート
左手の指で弦を弾いて音を出す。
「ツィゴイネルワイゼン」のあの部分だ!


リコッシェ・サルタート
弓を弦の上にバウンドさせて複数の音を弾く。





これらを作曲にも生かしていこう!


ってわけですね。

posted by 谷飛沫 at 10:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽用語集 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2013年10月27日

オスティナート

今日の題名の無い音楽会は
日本人作曲家が書いた協奏曲特集。

先日お亡くなりになった三善晃さんのお弟子さんということで、
作曲家・池辺晋一郎さんと指揮者・沼尻竜展さんがゲストに。


オスティナート
 主に低音で同じ短いメロディを何度も繰り返すこと。




佐渡 「オスティナートっていう手法があるんですけど、一つのテーマが、よくあるのが低音を中心に何回も何回も繰り返して、それを上の楽器がいろいろ形を変えてどんどんオーケストラが成長していく。

芥川さんの作品っていうのはこの同じ音形を繰り返すっていうのが・・・」

池辺 「多いですね。その通りですね」

佐渡 「何だったのでしょう」

池辺 「ご本人は本当はメスティナートの方が好きだったと思いますよ。

いや、そんな言葉無いんですよ...(笑)

それは伊福部先生の影響があったと思いますね。

伊福部先生もそうですから」

佐渡 「なるほど」



オスティナートの手法

芥川の師・伊福部昭が好んで使用



沼尻 「やっぱり同じリズムを繰り返されると人間はなんか興奮してきたり、そういうのはありますね」




芥川也寸志作曲
「チェロとオーケストラのためのコンチェルト・オスティナート」

チェロ奏者の岩崎洸より委嘱され作曲。
初演は1969年秋山和慶 指揮、東京交響楽団。

芥川曰く「この作品は、現代にあってはきわめて古典的な風貌を備えたチェロ協奏曲。
ロマン派の作曲家に見放された古典的な手法であるオスティナートを復権させるべく書いた」とのこと。


http://www.nicovideo.jp/watch/sm17152048




番組では後半部分が演奏されてたけど
躍動感があっていいなぁ。

リピートで何度も聴いてしまった。わーい(嬉しい顔)

 
posted by 谷飛沫 at 15:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽用語集 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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